おすすめポイント

1948年創業の東海興商は業務用食器から工業用品まで幅広く商品開発を行っており、その中のメラミン食器の中にユニバーサルデザインのシリーズがあります。

ホームページにも記載されている『「TOKAIは”ちょうどいい”を提案」します』や代表挨拶にもある『人⇔モノ・モノ⇔人・モノ⇔モノ・そして人⇔人の出会いをご提案出来る商社』のように、介護用品だけでなく業務用食器も手掛けていることから、日常生活に”ちょうどよい”商品であり、食事場面での空間の演出にも魅力的なデザインとなっています。

今回のその中でも

【ハッピー （介援隊オリジナル） 大皿】

をご紹介します。

※効果には個人差があります。

目的

食べることは人間の3大欲求のひとつです。私たちは、当たり前のように複数の料理の中から自分で選んだものを口に運び、自分のペースで食事をしています。介護用食器は、脳卒中、パーキンソン病、片麻痺（片マヒ）などで、片手でお食事をされる方、リウマチ、関節可動域制限、健側でも肩や肘などに可動域制限のあるご高齢者、いつもスプーンで食事をする乳幼児、障害者の方などで身体的な制約がある人々が食事をする際の自立性や安全性を向上させるために使用されます。特殊な機能やデザインにより、食事の満足感や快適さを高めることができます。食器のフチは広くしっかりとしたつかみやすいフチです。スプーンですくいやすく、食べ物が外に逃げないデザインです。また食器底部のすべり止め加工が新しくなり、すべりにくく、安定させます。

使用方法

①お皿の配置　※

片方は平たくなっており、反対側の内側の傾斜があります。箸やスプーンなどを使用する側が、平たくなっている面が来るように配置します。滑り止め加工がされていますが、必要に応じて滑り止めマットを使用するとより効果的に皿が固定されます。

②スプーンやフォーク等ですくう

皿の片側は深さがあり、傾斜になっています。その傾斜部分に沿うようにして料理をすくうことで、料理をすくいやすい構造となっています。料理がすべり出てしまうことなく、上手く上に乗ってくれますが、必要に応じて介護用スプーンや、グリップ付の自助具を使用して下さい。また介護用エプロン等も併せて使用すれば衛生的に食事が出来ます。

③片付け

食洗機や乾燥機を使用してお皿を洗うことが可能です。ただし、塩素系漂白は食器にダメージを負うため使用できません。また電子レンジにも対応していないので注意が必要です。

※食事のポイントは、スプーンを前後に動かして料理をすくおうとする方や、斜めにスプーンを動かす方、左右に動かす方など、スプーンを移動させる向きが人それぞれなので、皿の向きを調整することです。向きを考えて適切に使わないと、「皿が動かない」という利点しか使えませんから、その利便性を活かせる配置を考えて使用して下さい。

メリットとデメリット

メリット

①安定性の向上

介護用食器は、滑りにくい底面やフチの返りがあって端までスプーンですくいやすい形状により、食器を手で抑えないでも、片手で食事動作が出来るようにサポートします

②自立性の促進

使用者が自分自身で食事をする能力を維持するための支援を提供します。持ちやすい形状など、使用者の手の動きや筋力に合わせた設計が行われています。これにより、使用者はより自立して食事をすることが期待できます。

③食事の効率性の向上

介護用食器は、食事を摂る際の効率性を向上させることも目的としています。食器の深さや広さが食べ物の移動を容易にするなどの工夫がされています。

④快適性の向上

介護用食器は、食事をより快適なものにするための要素も考慮されています。食器の表面が滑らかであることや、食器の重さや形状が使用者に合ったものであることなど、使用者の快適さを追求するための設計が行われています。

⑤安心感の提供

スリップ防止食器を使用することで、食事中の食器のひっくり返りや滑り落ちといった事故を減らすことができます。使用者や介護者は安心感を得ることができ、高齢者や身体的な制約がある人々が食事を安全かつ自立して楽しむことができます。

注意点

①温め方

介護用皿は電子レンジに対応していません。温める際は他の食器を使用し、適切な温度で使用してください。

②取り扱い

介護用皿は軽量で取り扱いやすいものが多いですが、注意深く持ち運びや使用をしてください。

③洗浄

使用後は適切に洗浄し、衛生的な状態を保つようにしてください。

④耐久性

介護用皿は耐久性が求められるため、適切な方法で取り扱って長くご利用いただけるようにしてください。

商品説明

まとめ

食事は栄養を摂るだけでではなく、息抜きや充実感を得る時間でもあります。

自分の力で食べたいものを食べることは生活の充足にもつながります。

頑張らず、楽に食べられるための道具として、【ハッピー （介援隊オリジナル） 大皿】はきっと良い食事時間のサポーターになってくれると思います。

注意点を守りつつ、ぜひ活発な日々のパートナーとしてご検討ください。

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