おすすめポイント
リハビリ場面にて靴の着脱は獲得が難しい動作の一つです。
足を挙げる動作や脚に手を伸ばす動作、さらに靴の着脱の姿勢を保持するなど多くの難しい動作の集合体です。
今回紹介する靴ベラはその動作を省略し、安楽にしてくれる素晴らしい製品です。
販売をしているのは、多くの福祉用品を開発している【竹虎】様であり、信頼も置けます!
・苦手な動作を省略!
・膝に優しい!
・腰に優しい!
・片手で出来る!
・自立できるため玄関に置くだけ!
※効果には個人差があります。
靴べら
靴を履く際にかかと部分を押し込んだり、脱ぐ際にかかとから引き出すために使われる道具です。靴べらを使うことで、靴のかかと部分にかかる力や摩擦を軽減することができます。また、靴を脱ぐ際にもかかとを傷つけずに簡単に脱ぐことができます。
使用目的
靴を履く際に、膝関節や腰の痛みにより曲がらない方が靴を履くときや、履いた靴を脱ぐときにも苦労する場面があります。
竹虎 ファミカ・シューヘルパーは靴べらが腰や膝を曲げずに、立ったまま靴の着脱が楽に出来るようにサポートする事が目的です。
①靴を履く際のかかと部分の押し込み
靴べらを使うことで、かかとを押し込む際に手で直接押すよりも楽にかかとを入れることができます。特に、靴がきつめの場合や新しい靴を履く際には、靴べらを使うことで力を均等にかけることができ、靴を履きやすくすることができます。
②靴を脱ぐ際のかかとの引き出し
靴べらを使うことで、かかとから引き出す際に靴べらをかかえて引くことで、かかとを傷つけずに簡単に靴を脱ぐことができます。特に、靴がきつめの場合や長時間履いた後に脱ぐ際には、靴べらを使うことで楽にかかとを引き出すことができます。
③靴の保護
靴べらを使うことで、靴のかかと部分にかかる力や摩擦を軽減することができます。靴べらを使うことで靴のかかと部分を傷つけずに履くことができ、靴の寿命を延ばすことができます。
靴べらは、靴を快適に履くために使われる道具であり、靴の保護や靴を傷つけずに脱ぐための便利なアイテムです
使用方法
靴を履く場合
靴べらを片手に持ちます。
靴のかかと部分に靴べらの先端を差し込みます。靴べらの先端はかかとに沿って滑らせるようにします。
靴べらを使ってかかとを押し込みながら、もう一方の手で靴のつま先を押し込んでいきます。
靴べらを取り外し、靴がしっかりと履けていることを確認します。
靴を脱ぐ場合
靴べらを片手に持ちます。
靴のかかと部分に靴べらの先端を差し込みます。靴べらの先端はかかとに沿って滑らせるようにします。
靴べらをかかえて引っ張りながら、もう一方の手でかかとを持ち上げます。靴べらを使ってかかとを引き出し、靴を脱ぎます。
靴べらを取り外し、靴を適切な場所に収納します。
動画紹介
ファミカ・シューヘルパー紹介
(duskinhealthrent様より)
メリットとデメリット
メリット
①簡単な靴の着脱
靴べらを使うことで、靴を履く際や脱ぐ際に手を使わずに簡単に行うことができます。特に、かかとを押し込む際や引き出す際に力を均等にかけることができ、スムーズな着脱が可能です。柄が長いので立ったまま使うことができ、座り込むと膝が痛い方や、座ると立ち上がりが大変な高齢者が靴を履きやすくなります。
②かかとの保護
靴べらを使うことで、かかと部分にかかる力や摩擦を軽減することができます。靴べらを使うことでかかとを傷つけずに靴を履くことができます。特に、靴のかかとがデリケートな素材でできている場合や、かかとが痛くなりやすい場合には、靴べらの使用が重要です。
③靴の寿命延長
靴べらを使うことで、靴のかかと部分やつま先部分の形状が維持され、靴の寿命を延ばすことができます。靴べらを使うことで靴のかかと部分にかかる力が分散され、かかとの破損や変形を防ぐことができます。また、靴べらを使うことで靴のつま先部分にかかる力も均等になり、つま先の変形やしわを防ぐことができます。
④衛生的な着脱
靴べらを使うことで、手で直接靴に触れることなく着脱ができます。特に、外出先や公共の場で靴を履く際には、靴べらを使うことで手の汚れや雑菌の付着を防ぐことができます。
⑤使い勝手の向上:靴べらは軽量かつコンパクトなので、持ち運びや収納が簡単です。靴を履く際や脱ぐ際に靴べらを使うことで、手を使わなくても簡単に行えるため、利便性が向上します。
以上のように、靴べらは靴の着脱を簡単にし、かかとや靴の寿命を保護するための便利な道具です。靴を大切に使いたい方や、手の使い勝手の良い靴の着脱を求める方にとって、靴べらは役立つアイテムと言えます。
デメリット
①靴べらの持ち運びや収納
靴べらは薄くて軽量な道具ですが、持ち運びや収納には一定のスペースが必要です。特に、外出先や旅行先で靴を脱いだり履いたりする場合には、靴べらを持ち歩くことが煩わしい場合があります。
②靴べらの形状と靴の種類の不一致
靴べらの形状は一般的には一定ですが、靴の種類やデザインによっては、靴べらが適切にフィットしない場合があります。特に、細長い靴や特殊な形状の靴に対しては、靴べらの使用が難しい場合があります。
③靴べらの破損や変形のリスク
靴べらは薄くて脆い素材で作られていることが多いため、適切に使わないと破損や変形のリスクがあります。靴べらを力任せに使ったり、力を一点に集中させると、靴べらや靴に負担がかかり、破損や変形の原因となります。
④靴べらの衛生管理
靴べらは靴と直接接触するため、衛生的な管理が必要です。靴の汚れや雑菌が靴べらに付着すると、それが次に使う靴に移る可能性があります。定期的な清掃や消毒を行う必要があります。
以上が一般的な靴べらのデメリットですが、個々の状況や好みによって評価が異なる場合もあります。靴べらの使用においては、自身のニーズや状況に合わせて判断することが重要です。
注意点
靴べらを使う際には、力を均等にかけるようにしましょう。一点に力を集中させると、靴べらや靴に負担がかかり、破損や変形の原因となります。
靴べらを使う際には、靴べらの先端がかかとに食い込むことがないように注意しましょう。かかとを保護するためにも、優しく滑らせるようにしましょう。
靴べらは自分の足に合ったサイズのものを選ぶことが重要です。小さすぎる靴べらでは力をかけにくく、大きすぎる靴べらでは操作がしづらくなる場合があります。
まとめ
靴の動作が苦手で危ないという理由で、外出を避けてしまう方は少なくありません。
注意点を守りつつ、ぜひ活発な日々のパートナーとしてご検討ください。
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