おすすめポイント
Panasonicが展開する入浴用介護用品シリーズ【ユクリア】
その【ユクリアシリーズ】の浴槽内椅子です。
・軽量で持ち運びもしやすい。
・“SIAA防カビ加工”と幅広高さ調整がさらに使いやすい。
・シャワーチェア・浴槽台・入浴グリップすべてが(※)防カビ加工「ユクリア」シリーズ
※効果には個人差があります。
浴槽内椅子とは
浴槽内椅子とは、滑りやすい浴槽内で座ることができる補助具です。身体のバランスや筋力の低下があり不安定な方の入浴時に安定した座り姿勢を保つことができます。高齢者や身体の不自由な人、リハビリ中の人などが入浴中に転倒やけがを防ぎ安定した座り位置を提供するために使用されます。
動画紹介
メリットとデメリット
メリット
①調節可能な高さや位置
実は床から立ち上がることと、椅子から立ち上がるには同じ立ち上がるでも難易度に差があります。椅子から立ち上がる方が立ち上がりやすい状態とされています。浴槽内椅子は、利用者の身体に合わせて高さを18〜26cm(2cm間隔5段階)で調節することができます。これにより、利用者が快適に座ることができる姿勢を選ぶことができます。つまり、浴槽内で椅子からの立ち上がりの環境を作り上げることができます。
②安全性の確保:
浴槽をまたぐときのサポートに、主に踏み台としても使用可能で、滑り止めマットや、バスボード、手すり等併用することで入浴時の安定性を向上させます。特に高齢者や身体の不自由な人、リハビリ中の人など、バランスや体力の低下がある人々にとって、滑倒や転倒のリスクを軽減する役割を果たします。
③身体への負担の軽減
浴槽内椅子の天面板はすべりにくい素材を使用され、座った状態で入浴ができることで身体への負担を軽減することができます。特に体力の低下した人や身体の不自由な人にとっては、入浴時の疲労感を軽減する役割を果たします。
④介護のサポート
浴槽内椅子は、介護者が利用者をサポートするための補助具としても利用されます。浴槽内椅子を使用することで、介護者が利用者の身体をサポートしやすくなります。
⑤自立の促進:
浴槽内椅子を使用することで、自立した入浴を行う環境ができます。安定した座り位置を提供することで、入浴時の支援を最小限に抑え、自己の力で入浴を行うことの支援ができます。浴槽内椅子は、入浴時の安全性や快適性を向上させるだけでなく、利用者と介護者の負担を軽減し、自立した入浴をサポートする役割を果たします。
デメリット
①スペースの制約
浴槽内椅子は浴槽内に配置されるため、浴槽のスペースを占有します。そのため、浴室のスペースが限られている場合や、他の入浴補助具との併用が難しい場合には、浴槽内椅子の使用が制約されることがあります。
②清掃の難しさ
浴槽内椅子は浴槽内に配置されるため、清掃が難しい場合があります。特に浴槽内椅子の隙間や溝に汚れが溜まりやすいため、適切な清掃やメンテナンスが必要です。清潔さを保つためには、浴槽内椅子の取り外しや部品の分解・洗浄が必要な場合もあります。
③利用者の制約
浴槽内椅子は一部の利用者にとっては適していない場合があります。例えば、特定の身体的制約や姿勢の制約がある場合、浴槽内椅子の形状や機能が利用者に合わない場合、バスチェアを利用することが難しい場合があります。
これらのデメリットは、浴槽内椅子の選択と使用方法に注意を払うことで軽減することができます。利用者の状況や身体的特徴に合わせて適切なバスチェアを選ぶこと、専門家のアドバイスを受けながら取り付けとメンテナンスを行うことが重要です。
注意点
①適切な選択と使用
浴槽内椅子を選ぶ際には、利用者の身体的特徴や制約に合わせた適切な製品を選ぶことが重要です。また、浴槽内椅子の取り付け位置や角度も適切に調整する必要があります。
②定期的なメンテナンス
浴槽内椅子は定期的なメンテナンスが必要です。使用後には、浴槽内椅子の清掃と消毒を行い、汚れや雑菌の繁殖を防ぎましょう。また、浴槽内椅子の部品や取り付け箇所の状態を定期的に点検し、異常があれば修理や交換を行う必要があります。
③安全な取り付け:
浴槽内椅子を取り付ける際には、安全性を確保するために正確に取り付ける必要があります。取り付け箇所はしっかりと補強されていることを確認し、設置しましょう。誤った取り付けは事故やけがの原因となります。
④制約や注意事項の確認
浴槽内椅子の製品には利用上の制約や注意事項が記載されています。製品の取扱説明書や製造元の指示に従い、正しく使用しましょう。また、利用者自身や介護者は、バスチェアの使用に関するトレーニングやガイドを受けることで、正しい使い方を身につけることが重要です。
以上の注意点に留意することで、浴槽内椅子の安全性と快適性を最大限に引き出すことができます。また、利用者の個別の状況や身体的特徴に合わせて、適切なバスチェアを選ぶことも重要です。必要な情報やアドバイスを専門家や医療従事者に相談し、安全な使用を心がけましょう。
まとめ
怪我やご病気により行うことが難しくなる動作の中でも、入浴動作が一番難しいと言われています。またぐ、着座、立ち上がりなど普段の生活ではないような安定感をより必要となる動作が求められます。
当たり前の話ではありますが、床に座り込むよりも、多少でも高いものに座った方が安全に立ち座りは行いやすくなります。
心臓への負担を考慮した半身浴としても良い調整となる部分もあります。
Panasonicが展開する【ユクリアシリーズ】の【浴槽台】はその機能性と利便性に関してはとてもお勧めできます。
水場の安全な動作を目指し、転ばぬ先の杖として、準備しておくことをお勧めします。
注意点を守りつつ、ぜひ活発な日々のパートナーとしてご検討ください。
その他の生活補助具も紹介していますので、ぜひご覧ください。
移動用品
・四点杖